【SVシーズン17の使用構築と振り返り】うっかりやブリジュラスくんと愉快な仲間たち

始めまして、ナゴと申します。シーズン17及びこれまでの振り返りとして初めて構築記事を書きました。初心者なので温かい目で読んでもらえると嬉しいです。

【使用構築】

【簡単な自己紹介とシーズン17の結果】

3月中旬のシーズン15に対戦を始めました。シーズン15は最終レート1594、シーズン16は最終レート1740と来ていたのでシーズン17はレート1800を目標に対戦に励んでいました。シーズン17はご覧のように最高レート1857、最終レート1806を達成することができました。上位勢の方からすると全然大したことのないレートだとは思いますが自身の振り返りを主な目的に構築記事を書くに至りました。

【構築経緯とコンセプト】

4月中旬にレート1600台前半で沼っていた時に見つけたs16のわたぼうさんの構築がとても使用感が良かったため自分なりにアレンジを加えてみました。

わたぼうさんの構築https://watabou828poke.hatenablog.com/entry/2024/04/01/134637

構築のコンセプトとしては ステロ撒+CSエナジーカミ+先制技持ちのエースという並びを通していく動きが軸になります。今回はステロ撒き+αの仕事ができるイバンの実ブリジュラス、エースに素早さが高く技範囲の広い電磁波で止まらないオボンの実パオジアンを採用しました。残りの3匹については後ほど述べます。

既にtwiterのDMで直接お礼を言わせてもらっていますが、わたぼうさんには本当に感謝しています。

【個体紹介】

①ブリジュラス

 ステロ撒き要員、元の構築ではジャポの実で採用されていたがステロ撒き+1体持っていくという動きがしやすいイバンの実を採用した。特防の値を最低値にしていることでイバンの実が発動する圏内に入りやすくなったり、ミラーコートのダメージが増える。実際にCに振っているキラフロルのマッドショットやCに振っていないハバカミのムンフォでイバンの実発動圏内に入るなど相手の意表を突くことができた場面が多々あった。目先の1v1を勝ってから後続を削るorステロを撒くのか、ステロを撒いてから相手を削るのかはその状況次第。初手ガチグマをミラコでワンパンし裏から出てきたハバカミをてっていこうせんでワンパンしたりとイバンの実が刺さった試合はEasy Winを取れることも多かった。ガチグマにあくびから入られた場合はかなりしんどかった。テラスを切ることは一度もなかったが、1匹どうしても倒したい場合にリーチが伸びるステラを採用しました。

 

②ハバタクカミ

【調整】

HD:c252振りの臆病ハバカミのムンフォ確定耐え

S:ミラーに強くするために最速

B:5か所振り

 とりあえず迷ったら投げたら何かしらの仕事はできる便利屋。2手目で投げても良いし最後に全抜きするのも良い。裏の電気テラスパオジアンとの連携が非常に重要になってくる。ウーラオスのアクジェのダメージで相手のカミが耐久振りであることが分かった場合には身代わりで電磁波を透かし瞑想の起点にできたり、天候やフィールド、壁貼りパーティに対して身代わりでターンを稼ぐ動きも強かった。メインウェポンのリーチが伸びエース運用もできるステラを採用。

 

③パオジアン

【調整】

HB:水オーガポンのテラスツタこん確定耐え=ステロ込オーガポンの素ツタこん耐え

HD:ステロ込でテラス時ハバカミのムンフォ耐え=テラスムンフォ耐え

S:最速100族抜き抜き、全抜きするのに最低限のSラインを確保

 つよくてカッコいい我が構築の大エース。オボンの実で耐久力が上がることで先制技に強くなったり、剣舞を積める機会が増えたり、タスキとは違いステロ構築にも躊躇なく選出することができた。ステロをオボンの実で帳消しにすることにより特化ウーラオスの水流連打を確定で耐えるほどの耐久力がある。先制技は礫か不意打ちで迷ったがカミにテラスを切ってしまった場合に不意打ちの方がパオジアンの技範囲と行動範囲が大きくなると感じたため不意打ちで採用した。択になった場合はPPが切れるまで不意打ちを選び続けると心に決めていたので不意打ち択に負けたことは一度もなかった。カミとパオのWエースどちらを先に投げるかが非常に重要。

 

④ウーラオス

 

④ウーラオス

【調整】

A:特化

HB:特化カイリューのスケショ5発+しんそく確定耐え

  1舞特化カイリューのスケショ5発を99.75%耐え

S:無振りにすることでミラーの時に下からインファ撃てたり、カイリューのスケショ後に下からアイススピナーを撃てる。

 参考記事と全く同じ個体。初手出し要因②、ブリジュラスが苦手なランドロスやイーユイなどに強く。対面勝った後に裏に出てくるポケモンに対してアクジェで削りを入れられるのは無難に強かった。スケショカイリューとあたることがほぼなく、アイススピナーを撃つ場面があまりなかったため蜻蛉返りもしくはアシレーヌや水テラスへの打点を確保するために雷パンチを採用した方が良かったかもしれない。水流連打に合わせて持久力ブリジュラスが出てくる場合が多く、環境的にも水テラスが増えていたため動かしにくさもかなり感じていた。

 

⑤ガチグマ

【調整】

HBD:ある程度の耐久力を確保、ミラーやカミ意識でDに厚め、Bは5か所振り

C:11nで最大

S:ミラー意識で基本的に上から動けるラインまで

 とりあえず1体持って行ってくれる最強ポケモン。ガチグマなどの高耐久高火力のポケモンがしんどかったので大きい削りを入れられるチョッキガチグマを採用。ミラーでも基本上をとることができ選出して腐ることが非常に少なかった印象。

カイリュー

 ごり押し火力お化け。いかさまダイススケショ型が流行っていたため型を誤認されやすく、数多のポケモンを飛行テラバで葬った。受けや低速サイクル+ハバカミなどのパーティや、カミやパオが勝てないオーガポン入りによく選出した。テラスが無くても強く、テラスを切ればすさまじい火力で押し切ることができる。特にキラフロル入りの受け構築に対しては毒びしを透かせるため非常に強かった。選出率は高くなかったが選出した試合では非常に活躍してくれた。

 

【選出】

1匹目 ブリジュラス or ウーラオス

裏 ハバカミor ガチグマ+パオジアン という選出がとても多かったです。

 

基本的にはテラスはパオジアンに残す立ち回りを心掛けていました、テラスを切って裏のパオで詰め切れると判断した場合にのみカミやガチグマに対してテラスを切っていました。

 

ブリジュラスが苦手なランド入りにはウーラオス、ブリジュラスもいる場合はウーラオスは投げにくいのでガチグマを初手に置くこともありました。ランド+アシレーヌの場合は盤面を整え電気テラバパオで破壊していました。

 

対受けループではブリジュラス+カイリュー+ウーラオス(グライオン対策)の3匹を投げることが多かったです。カイリューの飛行テラバをいかに通していくかがとても大事でした。

 

【苦手なポケモン

アローラキュウコン

パオジアンがアローラキュウコンよりも上を取っていないため剣舞で全抜きする動きがとても難しく、ハバカミも身代わりをアンコールされる場合があるためとても対処に苦戦していた。

 

・オオニューラ

剣舞+軽業が発動した場合に止める手段があまりなかった。特にイエッサン構築入りに入っているオオニューラは厳しかった。相手の初手のブリジュラスにウーラオスでインファを撃った後にアクジェ読みで出てくるイエッサンにたいして交代読み水流連打をぶち当てることで2試合ほど勝利をもぎ取った。

 

・オーガポン

ハバカミ、パオジアン、ガチグマ、ウーラオスがテラスなしで対面突破することが厳しい。水ポンはカミ対面でテラスを切らせた場合には裏の電気テラスパオが通りやすくはなるが、耐久振りを除き基本的にパオがオーガポンを抜けていないため大ダメージを負うことになる。カイリューを選出しない場合には2匹がかりで倒さなければいけなかった。

 

・晴れウガツホムラ

素早さも高く、高耐久高火力でありなかなか止めることが出来なかった。晴れターンをハバカミで枯らす、もしくはパオジアンで無理やり2舞してふいうちでワンパンするなどかなり対処が難しい。

・雨イダイトウ

ハバカミで雨ターンを枯らすことができなければかなり厳しい。珠テラスアクジェでカミもワンパンされるため上から殴ることも厳しい。

 

【最後に】

 ポケモン対戦を始めて2か月半の間だいたい700戦ぐらい潜ったと思います。本当にまだまだではありますが自分で決めた目標を達成できたことは非常に嬉しい半面、最終日は忙しくて潜ることができず、「もしかしたらレート1900にもっと近づけたのでは?」という思いもあります。来期の新しい環境レギュGも楽しむことを第一にして対戦に励んでいこうと思います。

 

初めて書いた構築記事を最後まで読んで下さった皆様本当にありがとうございます。